大阪市の骨粗鬆症検診での要精検対象者について、受診されたクリニックと腰椎および大腿骨近位部での骨塩定量(DXA)検査可能な検査拠点病院との検診ネットワークの構築とそれによるクリニックレベルでの骨粗鬆症治療継続率の向上を目指しております。
ネットワークの具体的な形として本会の活動に賛同頂き、会員登録して頂いたクリニックを、大阪市の骨粗鬆症検診での要精検対象者に紹介させていただき、検査拠点病院での学会が推奨するDXAでの骨粗鬆症検査後に、治療を要する骨粗鬆症患者と判定された方を、検査拠点病院から元の紹介先のクリニックで、骨粗鬆症に対する薬物療法施行とクリニックでのSXAやMD法での骨量評価に加えて、年1回の検査拠点病院でのDXA検査を組み合わせ、効率的でかつ継続性の高い骨粗鬆症診療連携モデルを目指しております。(下図参照)
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2,行政と連携しての啓発活動
大阪市と連携し、骨粗鬆症対策の重要性について大阪市民に啓発活動を行い、大阪市が実施している骨粗鬆症検診への受診啓発と受診率の向上を目指しております。
大阪市骨粗鬆症検診Webページ
http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000026192.html
3,骨粗鬆症診療情報の発信
一般医・治療スタッフに対し、骨粗鬆症対策の重要性の認識を高め、骨粗鬆症診療の標準的考え方の普及、活用を目指しております。
具体的には会員施設に対しての情報発信および会合開催を目指しております。